よろず写真館

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://kanazawa.areablog.jp/datum

写真館 名曲CD2141

写真館 名曲CD2141

魔法使いの弟子
東京六人組 デビュー


 最近「いきなりステーキ」と「餃子のちゃおず」へ1週間に1度程行っていますが、「いきなりステーキ」はワイルドステーキ1500円で、「餃子のちゃおず」は餃子3枚とめった汁880円。

 その「いきなりステーキ」のページを見てみたら、「ペッパーランチ」と同じ系列会社だったんですね。

 それにしても「餃子のちゃおず」は11:30〜2:00までですが、夕方もすればいいのにね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

冒頭のプーランク「六重奏曲 FP100」からして、音の緊密度といいますか、凝縮された音楽が展開してありました。一人一人の音色の艶やかなこと。合奏の際にそれぞれの音を聴きあいながらもしっかりとアンサンブルの中に爪痕を残す個性の確かさが伝わってきました。
プーランクの第3楽章「フィナーレ」は、リーフレットの木幡一誠さんの言葉によると「パリの街角を舞台とする乱痴気騒ぎ一歩手前の舞台に接しているような風情」と評していました。
これだけ巧みに音を操り、躍動感ある音楽を6人で演奏しているわけで、名刺代わりのプーランクでしたが、このグループの腕の達者さ加減が伝わってきました。それでいて品が好いですね。音楽の質の高さはCDからも伝わってきました。

ルーセル「ディヴェルティスマン op.6」も好かったですが、ドビュッシー・寺嶋陸也編「牧神の午後への前奏曲」なんて、オーケストラ盤よりも各楽器のパートがクリアになり、色彩の変化がストレートに伝わります。この編成のほうが軽やかでしなやかな演奏で気に入りました。一人一人が卓越した奏者だからこそ、この少ない編成で骨格の確かな音楽を紡ぎだせるわけですが。

デュカス・浦壁信二編「交響詩『魔法使いの弟子』」は素晴らしい出来栄えでした。聴き慣れた音楽ですが、オーケストラ盤とは別の印象を持ちました。この透明感と清涼感は、木管五重奏とピアノという編成だからこそ、生み出されるわけで、音の輝きや響きの変化がくっきりと伝わってきました。各パートの名人芸の組み合わせが芳醇な音楽を作り上げる一例でしょう。
ジャン・フランセ「恋人たちのたそがれ」は初めて聴きました。印象に残る冒頭の各楽器による掛け合いが、目の前で会話をしているかの情景が浮かんできました。

ラヴェル・磯部周平編「亡き王女のためのパヴァーヌ」は本当に美しいアンサンブルでした。冒頭のホルンの豊かな響きに呼応して、各人がその役割を果たしながら溶け合うかのように演奏している様が感じられました。6人だけで、これだけの色彩感がでるのにも驚きです。格別知っている曲だからこそ、この変化を心地よく受け止めました。華麗な演奏ですが、実に丁寧に美しく演奏していました。旋律を違う楽器で受け持つのですが、各人がそれぞれ見事な節回しを披露しており、それも聴きものです。

ラヴェル・川島素晴編「ボレロ」は圧巻でした。各ソロの上手さは別として、6人でたどり着く「ボレロ」のラストは、音楽のダイナミックレンジは人数だけで作り出すものではないという証明のような演奏でした。緊迫感に包まれる過程でしたが、とても響きあった絶妙のアンサンブルが構築した演奏ですから、リスナーもその躍動感に身を委ねればよいわけで、素敵な演奏に出会えて幸せでした。

6人のメンバーを紹介方々書きます。皆さん、実に素晴らしい受賞歴でした。それだけで音楽の素晴らしさは伝わってくるでしょう。それにしても、それぞれの属しているオーケストラの活動を考えますと、練習時間の確保と収録のタイミングを合わせるのが大変だったのではないかと推察されます。

フルートの上野由恵さん(東京芸術大学をアカンサス音楽賞を得て首席卒業。日本木管コンクール第1位ほか。洗足学園音楽大学、ムラマツレッスンセンターの講師)
オーボエの荒絵理子さん(東京音楽大学卒業。日本音楽コンクールで第1位。東京交響楽団首席オーボエ奏者、国立音楽大学非常勤講師)
クラリネットの金子平さん(東京芸術大学卒業。日本音楽コンクール第1位。読売日本交響楽団首席奏者、紀尾井シンフォニエッタメンバー、東京藝術大学非常勤講師)
ファゴットの福士マリ子さん(東京芸術大学をアカンサス音楽賞を受賞して首席卒業。日本管打t楽器コンクールファゴット部門第1位。東京交響楽団ファゴット首席奏者、洗足学園音楽大学非常勤講師)
ホルンの福川伸陽さん(日本音楽コンクール第1位。NHK交響楽団首席奏者)
ピアノの三浦友理枝さん(英国王立音楽院・修士課程を首席で修了。マリア・カナルス国際音楽コンクール第1位)



アマゾン https://www.amazon.co.jp/dp/B06XJPQQQ9

アーティスト
 東京六人組 - Tokyo Sextet

作曲家と曲名と演奏時間

      ●フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963)
     六重奏曲 FP 100
      Sextet,FP 100
     1.T.Allegro vivace:Tres vite et emporte 07:51
     2.U.Divertissement:Andantino 04:15
     3.V.Finale:Prestissimo 05:40

      ●アルベール・ルーセル - Albert Roussel (1869-1937)
     4. ディヴェルティスマン Op.6 06:59
      Divertissement,Op.6

      ●クロード・ドビュッシー - Claude Debussy (1862-1918)
     5. 牧神の午後への前奏曲(寺嶋陸也によるピアノ六重奏編) 09:26
      Prelude a l'apres-midi d'un faune (arr.Rikuya Terashima for piano sextet)

      ●ポール・デュカス - Paul Dukas (1865-1935)
     6. 交響詩「魔法使いの弟子」(浦壁信二によるピアノ六重奏編) 11:26
      L'apprenti sorcier (The Sorcerer's Apprentice) (arr.Shinji Urakabe for piano sextet)

      ●ジャン・フランセ - Jean Francaix (1912-1997)
     恋人たちのたそがれ
      L'Heure du berger
     7.T.Les Vieux Beaux 02:41
     8.U.La belle Otero 02:17
     9.V.Les Petits Nerveux 03:11

      ●モーリス・ラヴェル - Maurice Ravel (1875-1937)
     10. 亡き王女のためのパヴァーヌ(磯部周平によるピアノ六重奏編) 06:05
      Pavane pour une infante defunte (arr.Shuhei Isobe for piano sextet)

     11. ボレロ(川島素晴によるピアノ六重奏編) 11:53
      Bolero (arr.Motoharu Kawashima for piano sextet)




名曲CD2141
goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://kanazawa.areablog.jp/blog/1000055110/p11763726c.html
音楽CD | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

■同じテーマの最新記事
写真館 名曲CD2221
写真館 名曲CD2220
写真館 名曲CD2219
このブログトップページへ
Datumイメージ
散歩、旅行、写真、名所旧跡、神社仏閣等、思いつくままどこかへ出かけていろいろな被写体を見つけて、ひたすら写真を撮って、このブログに掲載しようと思います。
前年  2018年 皆勤賞獲得月 翌年
前の年へ 2018年 次の年へ 前の月へ 8月 次の月へ
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
今日 合計
ビュー 22 346486
コメント 0 280
お気に入り 0 12

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<

お気に入りリスト

おすすめリンク